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2016年08月31日 [トレーニング]

行動学を犬のしつけに応用してみる(陽性)

犬 しつけ

こんにちは!犬竹-kentiku-坂本です。

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ここ3回座学のようなブログだったので興味のない方には非常につまらないブログだったでしょう(笑)

今回はこの3回で習ってきた陽性・陰性・強化・弱化を利用して実際にしつけを行ってみましょう。


陽性強化

本日は陽性トレーニングを見ていきましょう。

陽性強化ですが以前にもご説明したようにこれは与えて行動を増加させるということです。

もっともポピュラーな方法としては報酬の提示です。

おやつをあげて行動を増加させていくのがこれに当てはまります。

ここでは、おやつ使ってのトレーニング等ご紹介しても他で腐るほど紹介されてると思うのでここでは

陽性強化で起こる問題行動について書いてみましょう。

例 和室の畳をむしる犬

雑種のゴン太は和室が好きだ。

和室の畳が好きで爪で畳を掘るのだ。

もちろん、そんなことをされれば飼い主はたまらない

だから飼い主はしつけを行う為にゴン太を叱ることにした。

ゴン太が和室に入るのを確認すると飼い主は後から追いかけていき

ゴン太を厳しく叱りつけた。

ゴン太がうなだれて和室から出ていくのを確認した飼い主は満足して


ゴン太が和室に入るたびに叱った。

叱ればゴン太は和室から出ていく。

そうこうして3カ月が過ぎていく・・・・

相変わらずゴン太は和室に入る。

心なしかその表情は嬉しそうな顔をしている。

叱れば相変わらず出ていくが叱らなければ畳をやはりむしる。

しつけは完全にここで手詰まりを迎えた。

このしつけの問題点はどこにあったのだろう?




これは多くの飼い主さんが直面している問題なのではないでしょうか?

叱ってるのに効かない。

状況を見るに「叱る」行為自体はゴン太には意味は通じてるように見えます。

ですがその行動が減少していくようには見えませんね。

むしろ増加してるように感じます。

叱れば一応やめるけど繰り返しているのは「陽性強化」されている場合があります。

叱るという嫌な刺激でもそれと同時に「注目」されるという良い刺激が与えられていることに注意してください。

叱られるのは嫌だけど和室に入ると飼い主の注目がこちらに向く。

という経験を繰り返されればその行動は増加していきます。

でも一応叱られるという事は分かっているので一旦行動はやめます。

でもその行動が無くなることはないのです。

それは、「注目」するという好子を与えられているからです。

ハウスでの吠え

足をなめる

食糞


もこれに該当する可能性もあります。

改善していくたまにはそうすればよいのか?

ここまで見てきたあなたならばわかるはずです!

わからなければ次回をお待ちください!

陽性弱化

陽性弱化とは与えて行動が減少するということです。

多くの陽性弱化は陰性強化と誤用されています。

言葉で叱る

大きな音で脅かす

体罰


は全て陽性弱化です。

細かく言えば嫌子を与えて行動を減少させる訳です。

一番手っ取り早いしつけ方法で陽性強化で騒ぎ立てるトレーナーが出てくる前はこの方法が最もポピュラーなやり方でした。

そう考えると今も昔も陽性強化がメインなのは変わらないんだなぁ・・・

ここでの注意点は陽性弱化を行う上で本当に行動が弱化されているか?

ということです。

しつけ・トレーニングを始める前にその犬個体の平均値を見る必要があります。

たとえば、「吠える」であれば何回中何回吠えるのか?というような「頻度」を知る必要があります。

これを「ベースライン」と呼びますが、行動が増加してるのか?減少してるのか?知る一つの道しるべな訳です。

これが曖昧だと減ってるのに減ってると感じなかったり、増えてるのに減ってると思ったりする誤差が生まれる訳です。

陽性強化の例で出したゴン太もこのベースラインが曖昧なので和室に入る行動が強化されている事に飼い主さんは

気づかなかったわけですね。

陽性弱化のやり方は非常に単純です。

ですが、人がこの刺激は嫌がるだろうと思って行う行動が実は行動を増加させている

というパターンは非常に多いです。

体感的に8割がこれに当てはまります。

なのでしつけ方法をガラリと変える事であっさり改善したりもします。

今一度ご自身がしつけだと思って与えてる刺激を見直してみましょう。

行動学に縛られないで

行動学はしつけ・トレーニングの上で非常に大切なものですが犬は生き物なのでこの通りに行く事は非常に稀です。

どういうトレーニングをしているか?というのはスクールを決める際に重要な情報ですがマニュアルに沿っているようなしつけ教室は

あまり良いとは言えません。

犬には一頭、一頭性格があります。

犬種で固定されるわけでもありません。

なのでその子をきちんと見てくれるところを選ぶ必要があります。

また行動学に考えを縛られている人も注意しましょう。

行動学は動物の行う行動に後つけで名前を付けたようなものです。

犬は機械のプログラムではありません。

心があり自分でも考えていることをお忘れなきように。



あなたの一つ一つの行動が犬に影響を与えて信頼や不信感を作るのです。

犬との良い関係を作りたければしつけの方法に固執してはいけません。

自分の行動を見直すのをおすすめします。

犬竹ーkentiku-ではそのお手伝いをさせていただきます。

使い古された英国式、欧米式とは違うトレーニングを是非ご体験下さい。

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ではまた次回もお楽しみに!
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