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2016年09月02日 [トレーニング]

行動学を犬のしつけに応用してみる(陰性)

犬のしつけ まて

こんにちは!犬竹-kentiku-坂本です。

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今日は前回の陽性トレーニングに引き続き陰性トレーニングです。

仕組みを理解してしつけに活かしてみましょう!

陰性強化

しつけ界の嫌われもの事、陰性強化のケーススタディから始めていきましょう。

例 窓から吠える犬

シロは窓から人が見えると猛烈に吠える

やがて人が通り過ぎると満足したように治まる。

だが人が来るたびに吠える。


郵便屋

宅配

近所の住人

通行人

何でも吠える

だが近所の子供には吠えない。


吠えるどころか良くなでてもらったり遊んでもらっている

飼い主はそれが不思議でしょうがない。

何故ならシロは普段は子供が嫌いだからだ

散歩で子供に合うとこれも同じ様に激しく吠えるからだ。

だから飼い主は噛み付くのが怖くていつも子供が近づくと吠えるシロを

「イケナイ!」と叱りながら引きづり遠ざけるのだ。


よく見る近所の吠え犬のパターンです。

これは少し複雑ですが人が来た刺激で吠えている訳ではないのがミソです。

通常犬が人に対して吠えるのは人が刺激になっているからだと考える場合が非常に多くあります。

ですが実際このシロは人が接近して吠えたというより吠えた事で人が遠ざかった事で吠えることを覚えている。

という例です。

吠えると人がいなくなる。

これは人という侵入者(犬から見た場合)が吠えた事で取り除かれた事で吠えが強化されているのです。

立派な陰性強化ですね。

ですが多くのトレーナはこれを叱って直すように飼い主に指導する訳ですね。

この場合で一番良いのは「取り除かれる事を取り除く」です。

後半、子供が出てきてその子には吠えない。

という文が出て来ました。

おそらくこの子は吠えても通り過ぎないで逆に近づいたのではないかと推測されます。

正にこれが取り除かれる事を取り除いた状態です。

これを繰り返されるとシロはもう諦めてしまいます。

吠えなくなったことで子供はさらにアプローチを加え易くなり遊び始めて今に至る。

という場合です。

でも、散歩中は飼い主さんが危険を感じて逃げてしまうのでこれまた刺激を取り除かれて強化されるわけですね。

では次は・・・

例 拾い食いの改善

ポチは拾い食いが激しい

落ちてるものはなんでも食べる

たばこの吸い殻も平気で咥える

飼い主は危機感を覚えてトレーナーにしつけを依頼した。

まずは、落ちたものを食べないように目の前におやつをあえて転がして

ポチがおやつに食いつきそうになったら咥えられる前におやつを取り上げた。

それを繰り返していくとポチはおやつにすぐに食いつきにいかずにおすわりで少し持てるようになった。



現実にはこんなにあっさり行く事は少ないのですが例題ですので・・・

これはおやつを取り上げた事でおすわりという行動が増加した。という結果です。

実際この反応を出すためには陽性強化を併用して行います。

座れたらおやつを与えるとかですね。

なので完全な陰性強化ではないのですがよく「陽性強化」として紹介されるしつけ方法なので例として出しました。

この例は陽性も利用していますが陰性も利用しているという事を覚えておいてください。

陰性弱化

冒頭のシロの例で挙げた子供の対応の仕方がこの陰性弱化です。

侵入者が立ち去るという好子が取り除かれたために吠えるという行動が減少した。

ということになります。

前回のゴン太の例の解決方法がここにあります。

叱るという行動が場合により強化に繋がることがあると前回お話しましたが叱ることで強化されるのならば

叱らないで無視をするという方法も考えられます。

厳密に言えばこれは陽性弱化と呼ばずに「消去」というものなのですがとりあえず今は新しい用語は無視しておいてください。

それにゴン太の場合は無視してると畳をむしるので無視だけでは改善は厳しいかもしれません。

人を例に出せばおやつを食べようとしてたのに宿題をやっていないのが親にばれておやつを取り上げられた。

「宿題をやればあげる」といわれたが意地でもやりたくない。

この場合は陰性弱化ですね。

ですがやった方が早くもらえるならばという考えが出る子はすぐに宿題に取り掛かるでしょう。

その場合は陰性強化なわけです。

前回もご説明しましたがその個体の性格により同じ行動をとっても陽性・陰性は変わります。

陽性訓練・陰性訓練はしつけの方法ではなくあくまで「用語」なのだとご理解ください。

なので私はしつけ方法を陰性・陽性で区別するのは違うと思っています。

現に私のHPは解説ページはあるものの陽性・陰性どちらでトレーニングするとは書いていません。

一つのしつけ方法に陰性も陽性も含まれるからです。

今回はここまで

次回からは少し行動学はお休みします。

ちょこちょこやりますので興味ある方はお見逃しなく。


あなたの一つ一つの行動が犬に影響を与えて信頼や不信感を作るのです。

犬との良い関係を作りたければしつけの方法に固執してはいけません。

自分の行動を見直すのをおすすめします。

犬竹ーkentiku-ではそのお手伝いをさせていただきます。

使い古された英国式、欧米式とは違うトレーニングを是非ご体験下さい。

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ではまた次回もお楽しみに!
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