
2016年03月29日 [トレーニング]
犬は元から鼻が良いわけではない!?鼻を使わせるしつけ

こんばんわ!犬竹-kentiku-坂本です。
犬は鼻が良く聞くといわれています。
確かに犬の鼻はとても良いのですが皆が皆鼻を使う訳ではないのです。
鼻を使って探し物をしたりするというのはそれもトレーニングが必要なのです。
今日は鼻を使う話。

鼻を使って仕事をする犬をセントハウンドと言います。
セイントじゃなくてセントです。
有名なのはブラットハウンドでしょうか?
全犬種中最高の嗅覚を持つ犬種です。

因みに世界一有名なネズミの飼い犬はこのブラットハウンドがモデルです。
犬は一般的にも鼻が良いことは十分に知られていますのでお得意の嗅覚で仕事をすることが多いです。
日本では「追及」という項目で警察犬は行方不明者を探すお手伝いをします。
まともな動画がありませんでしたが取材的な感じのこれが分かりやすいかな・・・。
海外では狩猟につかわれたり害獣駆除に使われたりもします。
ですが日本では犬を仕事の相棒として使うのは少ないのでこういう仕事をする犬はあまり見ないですよね。
このように犬は嗅覚を使うことが得意だと思われています。

実は生まれつきみんなが嗅覚を使うことが得意なわけではありません。
「うちの子、物探すの苦手なのよねー犬なのに」
こんなセリフもよく聞きます。
ボールを失くしてもすぐに探してくる犬もいますがずーとウロウロしてる子もいます。
鼻を使って何かをするのが生まれつき備わってない子もいるようですね。
なので嗅覚で何かをさせたい場合は鼻を使わせる練習から入らないといけないのです。
その代表例が「宝探しゲーム」というものです。
海外のトレーナーさんも良く紹介する非常にベターな遊びです。
やり方は簡単。
1.おやつやボールを犬が見ないように隠す。
2.犬を解除して探させる
3.持って来たら褒めてまた隠す。
ホント犬のトレーニング動画って絶望的に少ないですよね。
え?自分で撮れ?
あっはい

トレーニングは全てが繰り返しと改善で行います。
この嗅覚を鍛えるトレーニングも繰り返して覚えが悪いようなら探させるものを変えたり
宝物までの距離を縮めたりしましょう。
感の良い子な数回で出来るようになるはずです。

最近はだいぶ少なくなりましたが「動物愛護」ではなく「動物愛誤」してる人は仕事させることが
かわいそうだと言います。
ですが犬たちは仕事をするために作出されてきました。
狭い庭で飼われているボーダーコリーはほんとは広い草原で走り回りたいでしょう。
しかしこの狭い島国では限界があります。
なのでお仕事を遊びに変換させてストレスを発散させてやることが必要です。
各犬種の元々の仕事は何なのかを知り、そしてその犬種にあった遊びで日ごろのストレスを解消させてあげましょう。
また次回もお楽しみに!
今回紹介した遊びが特に向いてる子
ビーグル、ダルメシアン、ダックスフンド等のセントに分類される犬種各種
(ダックスはJKCではセントグループではありませんが別団体であセントに分類されていることもあります)
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